2007年10月18日

老犬との暮らし

先日、札幌で開催された市民公開セミナー「老犬とのかしこい暮らし」
に行ってきました。

3人の獣医師による医療現場から老犬とどう暮らしていくかをテーマ
にスライドを見ながらの講演でした。
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開演ギリギリに会場入りしたのですが、会場は座る席がほとんどない
くらいに満杯状態!
こんなにも老犬との暮らしを考える方たちがいるんだな〜と…
人間と同じく犬社会の高齢化も関心がこんなにもあるんだと思った。

講演の内容としては、今老犬と暮らしている人よりもこれから老犬との
暮らしを考えていくまだ若い犬と暮らしている飼い主向けだと思った。

私たち人間よりも速いスピードで歳をとっていく犬たちはあっという間
に老犬に…
老犬になってから慌てて何かをするのではなく、快適な老後生活ができ
るように飼い主さんが、日頃から意識して健康的な生活をさせましょう
という内容でした。



一般的に老犬期と言われている歳があるが、小型犬は10歳から
老犬期と言われるらしい。
老犬期に入ると、様々な外見の老化現象が見られる。

名前を呼んでも反応が鈍い。
段差でつまづく。
物にぶつかる。
家族が帰ってきても喜ばない。


…など、行動の変化が現れてくる。
この行動の変化は、生理学的な老化の行動であれば老化現象なのですが、
医学的な疾患による行動変化の場合もあるということで動物病院で検診を
したほうがいいということです。

老化による行動変化は、15歳から増えるとデーターが
出ているようで…
我が家の老犬マーシャは今年15歳になり、日に日に老化による
行動変化はとても感じる…もうやだ〜(悲しい顔)

特に大好きな散歩に変化が…
リードを見せるととても喜ぶんだけど、いざ外に行くとあまり歩かず
ボーーーっと立っている時間が長くなった。
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私が歩き出しても歩こうとせずボーーーっとしている。
昨年は、自分の行きたい道をトコトコ歩いていたマーシャだけど、
今は2,3歩歩いてはボーっと…ほとんど前に進まない散歩になっている。

足腰がかなり弱くなってきているので歩くのはつらいのかも。。。
だからといって、散歩させないのは帰って老犬によくない結果に…
「老犬のお散歩」←こちらを参照

散歩することで、他のワンコに会ったり、人に会ったり、様々な匂い
をかいだり、風を感じたりとの刺激が老犬にはいいと講演で獣医師
が言っていました。
一日中寝ている老犬には、散歩は運動不足解消にもなりますからね。

行動の変化と言うと、最近マーシャの目がだんだん白くなってきて
いるのが気になる。
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老化による白内障になりかけていると主治医が…もうやだ〜(悲しい顔)
まだ見えてはいるけど視界が悪くなったようで、少し離れた所に
私がいても気がつかないで必死に探しているマーシャが最近
多く見られるようになった。

耳はほとんど聞こえてないので手で、手話で意志を伝えています。
若い頃から、言葉と同時に手の指示もしていたので必ず私を見る
アイコンタクトが習慣になっているので、マーシャには違和感なく
手話でコミュニケーションをとっています。

でも、いずれ目も見えなくなるだろうから、体に触れてのサインを
今からしておこうかな。。。

さて、犬の寿命が延びていますが、日本の犬の死因のトップは
圧倒的に「ガン」です。
人間と同じですね。。。
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人間と同じく「ガン」には有効的な治療法はほとんどなく
早期発見早期治療がなんたって一番!
ちょっとした行動の変化を見逃さず、おかしいなと思ったら
すぐに動物病院へ!
もう少し様子を見ていようなどとのんきなことを言っていたら
あっという間に症状が進んで手遅れに!

そして、どこにも異常が見られなくても定期健診することが健康で
長生きのポイントです。

我が家は、1ヶ月に1回は必ず健康診断をし、4ヶ月ごとに
血液検査、レントゲン、超音波などの検診をしています。

飼い主さんがちょっとした変化を見逃さないためには、愛犬に常に
触れていること。
マッサージでも今流行のテリントンタッチでもいいから毎日愛犬の
体に触れていると、昨日と違うかも?とちょっとした変化がわかります。
これが早期発見につながるし、愛犬とのスキンシップも深まります。

トリマーの私は、毎日マーシャの被毛をブラッシングしながら
体の隅々まで触っています。
マッサージなどという大げさなことをしなくても毎日のお手入れで
体の変化は十分わかります。
毎日のお手入れのおかげで早期発見早期治療ができました。
「手術無事終了」 ←こちらを参照

…と、ここまでの講演はマーシャとの暮らしで体験してきている
ことでこのブログ記事にも散々書いてきたことばかり…


でも、まだ体験していないこと…それは…

愛犬の死…そして、ペットロス症候群…


最期はペットロスについての話でした。
人間より寿命が短い愛犬の死をどう受け入れるかです。
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避けては通れない愛犬の死…いずれはやってくる愛犬の死…
頭ではわかっているけど、その時になってみないと自分がどう
なるのか想像ができません。


犬は飼い主に生活と命すべて全権をゆだねています。
死は悲しいけど、短い寿命の間にどれだけ飼い主が健康で快適な
生活を一緒に楽しんで送ったかが大切だと思う。


15歳になったマーシャは、りっぱな老犬です。
どんどん歳をとっていくマーシャに合わせてまったりと穏やかな
老犬生活が送れるようできるだけのことをしていきます。

マーシャが快適な老犬生活が送れるかは私にゆだねられていますからね。
DSCF4911.JPG



この方もこの市民公開セミナーに行ったようです。
       下
      「ぼく、Ivy」


そのあいびー君の訪問トリミングに行ってきました!
       下
     「Grooming Life」




ニックネーム のらのら at 15:47| 愛犬のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする