2006年02月05日

人と犬との絆

今回こそ英国滞在記の続きをと思っていたのですが…

昨日、たまたま見た報道番組でやっていた犬のことについて
書かせていただきます。

場所は北海道札幌市…雪の中を家族とお散歩しているワンちゃん
体が真っ白な垂れ耳の中型犬でした。

しかし、この真っ白なワンちゃんは、ラブラドールだったのです。
えっ!白いラブラドールなんているの?と驚いていたら…
実は黒いラブラドールだったのです!

黒のラブラドールの「ソニアちゃん」、家族の中で大切に育てられ、特にご主人さんが
ソニアちゃんをとても可愛がり、ソニアちゃんもご主人さんに一番なついていたそうです。

しかし、ご主人さんが肝臓がんになり他界してしまいました。
ご主人さんの死がわからず、待ち続けるソニアちゃん。

そんなソニアちゃんの体に異変が起きた。
黒い被毛が日に日に白い毛に変わっていく。
始めは顔の毛が白く、日に追うごとに体も白くなり、ついに真っ白な毛に…

ソニアちゃんの主治医の獣医さんは、
主人の死がショックでストレスを受けてしまい毛が白くなったのではないかと
言っていた。

科学的には理由がわからないそうです。

テレビ番組の「ペット大集合!ポチたま」にも取り上げられていたそうです。


突然自分の目の前からいなくなったご主人さんを待ち続けるソニアの想い…
被毛を白くさせてさせてしまうほどのソニアのご主人さん対する愛、絆は
想像以上にすごい!


この話は、本になり今月出版されました。
SONIA-白くなった黒ラブ・ソニア-
ジュリアン出版
ジュリアン (2006/02/03)


↓こちらでは、ソニアが白くなっていく様子の画像が見れます
http://www.julian-pb.com/



実は、マーシャもソニアと同じようなことが起きたのです。

マーシャを一番可愛がっていたのは母親でした。
当時、私はショップで店長(雇われだけど)だったのでとても忙しく、
マーシャの世話はほとんど母がしていた。

マーシャも母が一番好きだった。

体の弱い母…体調が悪くなり入院…そして、他界、帰らぬ人になりました。

マーシャが7歳の時でした。

入院中は自分の体のことよりもマーシャのことを心配していました。
「マーシャは元気?ごはん食べてる?」って…

突然の母の死を受け入れられず、私も父も自分の悲しみでいっぱい…
マーシャのことはあまり気にとめていなかった。

母が亡くなり2ヶ月経った頃、マーシャは突然てんかん発作を起こした。
(てんかんについてはカテゴリー「病気のこと」をお読みください)
今までてんかん発作なんて起こしたことがなかったのに突然起こした。

7歳という高齢の場合、もしかしたら脳に異常があるかもしれないと
大学病院でCTまで撮ったが異常はなかった。
遺伝的な要素や脳に異常がない場合は5歳以下で発症するのだが…
つまり原因はわからなかった。

これは、ソニアと同じマーシャも母の死がわからず母を待ち続けショックと
ストレスでてんかんを起こしたのではないかとずっと思っていた。

もしかしたらマーシャは大好きだった母の死をわかっているかもしれない。
小さな体で母の死のショックと戦っていたのかもしれない…

マーシャ、気づいてあげられなくてごめんね。
マーシャもすごく悲しかったんだよね。
DSCF1277.JPG


現在ソニアちゃんは、少しづつ黒い毛が戻り始めているそうです。
家族にも笑顔が戻り、ソニアちゃんもショックから立ち直って
きているかもしれませんね。

マーシャも最近、てんかん発作を起こしていません。
昨年の発作回数はとても少なくなっていた。
マーシャも立ち直ってきているのかな?
長時間留守番させることはなるべく避けたいな。。。



すごく感動的な話の後に、衝撃的なニュースを見ました。

「犬の腹部にヘロイン 密輸組織を摘発」
コロンビアの地下組織が子犬の腹部にヘロインを詰めてアメリカに輸出する予定だった
記事の詳細はここ↓
http://cnn.co.jp/usa/CNN200602020010.html
http://www.asahi.com/international/update/0202/009.html


あまりのショッキングなショックを受け言葉にならない…
人間の利益のために、ここでも罪のない子犬が犠牲になっている。


ソニアちゃんもマーシャもそして、この子犬たちも地球上に生きている
たった一つの命…あまりにも違いすぎる扱い…

人間はどこまで勝手に傲慢になれば満足するのでしょう?




ニックネーム のらのら at 19:30| ペット事情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする