2006年05月16日

飼い主逮捕事件

またもや、犬を取り巻く悲惨な事件が起きてしまった。

ニュースで報道していたので皆さんもご存知だと思いますが…

4月17日熊本市内田町の路上で、近くに住む79歳の女性が土佐犬に
かまれて死亡した事件。
熊本南署は10日、重過失致死の疑いで、犬の飼い主を逮捕した。
本来の飼い主が入院、ことし4月に死亡した。
逮捕された容疑者が本来の飼い主の代わりに世話をしていたが、餌を与えた際に
おりの鍵を閉め忘れ、逃げ出した土佐犬が歩いていた女性のの首などにかみつき
出血多量で死亡させた疑い。
昨年も数回にわたりおりから逃走し、付近の住民から江口容疑者に対し、
苦情が寄せられていたという。


土佐犬といえば、闘犬である。
犬同士がおりの中で戦う競技、闘犬は今でも高知県行われている。
人間が闘争心の強い闘技犬として土佐犬を作出した。
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先日また、犬が人を襲う事件で飼い主が逮捕された。


その事件は北海道札幌市で起きた。
2月6日おりで飼っていたシェパード犬2匹を鎖などでつなぐことを怠ったため、
折から逃げ出し、近くの公園にいた7人に次々と襲いかかり、逃げ遅れた10歳の
女児2人と助けようとした女性にも咬みついた。
近所の住民によると、逃げ出す騒ぎが数回あったという。
過失傷害と札幌市蓄犬取締り及び野犬掃とう条例違反の疑いで飼い主を逮捕した。


北海道では、犬に咬まれてケガをした事故は増加傾向にあるという。


このような事件を聞くたびに、怒りと悲しみがこみ上げてくる。
死者が出てからの飼い主逮捕では遅すぎる!
何度も逃げ出して苦情があったのなら何か対策はできなかったのだろうか?

このような事件が起こると、犬は必ず悪者になる。
犬は怖くて危険な動物だと。
大型犬すべてが危険な犬だと思われてしまう。

障害者のために活躍している補助犬(盲導犬や聴導犬など)
路上や乗り物の中で見る補助犬は静かで、人間社会のルールを人間以上に
守っているように感じられる。
その補助犬が「補助犬法」によって、公共施設、公共交通機関のほか、飲食店、
宿泊施設など不特定多数が利用の施設は身体障害者の補助犬を拒んではならない
と決められているのにもかかわらず、いまだに介助犬を拒否する施設が多い。
それは「犬は危険、もし他の人に迷惑がかかったら」と言う理由。。。

犬が人を襲う事件が起こるたびに、介助犬も同等の目で見られ拒否され
障害者の方はどこにも行けなくなってしまう。

犬によって危害や被害を受けた人は、よほど犬好きでもない限り、犬嫌いに
なってしまうでしょう。
中には、犬を敵視する人だっています。
私が犬と人との平和的な共存を訴え願っても、受け入れてはくれないでしょう。

犬に罪はありません。犬は飼い主次第です。
その犬種の性質や性格によっては一般家庭で飼うことが不向きなことだってあります。
飼っている犬種の特徴や性格を知り、それに合わせて飼育環境を整えることは
飼い主として当然のことです。


これは日本だけでなく、欧米でも問題になっている事件です。
アメリカでは、アメリカンピットブルテリアという犬種を飼うことが法律で禁止された
州があります。
飼育禁止なので飼い主は他の州に引っ越すか、ピットブルを殺処分しなければ
ならないそうです
過去20年間で致命傷を与えた事件のデータのなかで最も多かった犬種はピットブル
ということでこの法律ができたようです。
この犬種も土佐犬と同じく闘犬として作出された犬です。
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確かにピットブルは危険犬種としてイギリスをはじめ、各国で輸入禁止に指定
されている犬種だけど、ペットとしてきちんとしつけをされ問題なく飼われている
ピットブルまで処分することはないと思う。
こうなる前にピットブルの飼い主に何らかの指導や対処はできなかったの
だろうか?
apitbull.jpg



大型犬や闘犬の飼い主ばかりではない!

札幌市動物管理センターは
「最近は小型犬による事故が多い。小さいからと言って放し飼いにせず、
しっかり管理して欲しい」
と話している。

小型犬だから大丈夫だと自己中心的な考えの飼い主さんがこのような事件を
起こしている!

私たち飼い主が、他人に迷惑かけない飼い方をして、人と犬とは楽しく暮らせ
平和的に共存できるという説得力のある事例を数多く作っていかなければ
ならないのです!
 







犬との生活が楽しめるようにと発足したサークル「プレイバウ」 
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↑クリックするとHPが見られます。
5月28日は愛犬のお手入れ勉強会です。
みなさまのご参加お待ちしています。



ニックネーム のらのら at 15:30| ニュース・事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする