2006年06月01日

お手入れ勉強会報告@

東京&京都から無事北海道に帰ってきましたぁ〜飛行機

北海道は雨…そして、寒い…相変わらずの北海道だ…。。。

ドギーサークルPlay Bowでのお手入れ勉強会をしてきました手(チョキ)
たくさんの方が参加していただき想像以上に大盛況でした!
PlayBow2.JPG

みなさんを目の前にしてテンションが上がった私(笑)
あれも伝えたい、これも教えたいと話しをしていくうちに熱が入り、気がつけば
かなり時間オーバーしてしまいました…すみません。。。
みなさん、ワンちゃん、長い時間聞いてくださってありがとうございました。


さて、お手入れ勉強会の報告です!



まず、最初は被毛についてのお話し。
お手入れする上で被毛のことについて知ることはとても大事。
実演前に知ってもらいたい被毛やシャンプーについての基礎知識を資料にし、
みなさんに渡して説明しました。

勉強会でお話しした被毛についてのことをここでチラッと公開しちゃいます。

被毛の構造
人の毛髪犬の被毛は構造と性質の点で言えばまったく同じ。
3つの部分で構成されています。
IMG.JPG
(シグマテックインターナショナル 「被毛の科学」参照)

被毛の一番外側の部分はキューティクル硬いウロコ状になっており、
被毛内部を保護
しています。
コーテックスは細かな繊維状で被毛の水分をコントロールして弾力を
与えています。

またこの中に含まれているメラニン色素が被毛の色を決定しています。
被毛の中央部分のメデュラは、空洞状の組織で空気で満たされ、
断熱・保温の役割をしています。

外側のキューティクルは摩擦や熱に対する強い抵抗力を備えていますが、
シャンプー時のように被毛が濡れている場合は摩擦や熱に対する抵抗力が
極端に低下して損傷しやすくなっている
ので洗い方やドライヤーの使い方に
充分に注意しなければならないのです。


つまり、キューティクルが損傷してはがれ落ちてしまうと、内側のコーテックス
が破壊され、水分をコントロールできなくなり、パサつき毛色が変色して
しまうのです。

普段のお手入れでキューティクルをいかに健康的に保つかによって、
被毛のツヤや輝きが違ってくるのです!


…と、こんな感じで被毛について説明しました。
他にも「被毛に良いシャンプー剤」「リンス剤の必要性」「危険なシャンプー剤」
などいろいろと説明をしました。
みなさん真剣に聞いてくれて、そしてメモをしっかりとされていて、話す私も
ますますテンションが上がり話に熱が入りました(笑)
PlayBow1.JPG



さて、いよいよお手入れ実演です。

モデル犬となってくれたのは「Play Bow」の会長「4パピママ」のちはりんさん
の愛犬の綺羅(きら)ちゃんです。
DSC_0099.JPG


まずはじめにブラッシングから…ブラシの道具についての説明。
私達トリマーが長年使っていていいと思うブラシについて説明すると、みなさん
私が使っているブラシのメーカーを必死でメモしてました。
ネットや愛犬家の間で評判になっているブラシがありますが、私達トリマーは
たぶんあまり使うことはないでしょう。
被毛の構造や性質を知った上で、何頭も犬をトリミングしている体験から被毛の
負担が少なく使いやすいブラシを選びます。
私が使っているスリッカーブラシは「キンペックス」のスーパープロスリッカー(M)
特徴は、ピンの細さとゴム台の柔軟さ!被毛への負担を軽くしてくれます。
ブラッシングについてはこの記事を参照右 『ブラッシング講座』


足の裏に生えている毛をカットするときに使うバリカンにみなさん釘付けでした。
ハサミで切るよりバリカンを使うほうがずっと安全で使いやすいと実演しました。
足の裏だけではなく、ウンチがつき汚れやすい肛門周りもバリカンでカット。
DSC_0053.JPG


みなさん驚かれたのは耳の手入れについて説明していたとき。

「健康で特に汚れもしていない耳の場合は特に何もしません。耳の中の皮膚は非常に薄く耳の奥深く綿棒などで拭くと傷ついていまい炎症を起す可能性があります。もし、耳の中の異常を感じたら無理に手入れをしようとはせず、獣医さんへの診察をしてください。」

みなさんは健康な耳の状態でも耳掃除はしなければいけない思っていたみたいです。
トリマーさんでもトリミングに来た犬にはすべて耳掃除をすることが多いのですが
私は耳の中を見て臭いをかんで異常なければ特に何もしません。

実は私、耳鼻科に通ってまして…東京に行く前も耳鼻科に行ってきたのですが…
耳かきで耳掃除をしているときに皮膚を傷つけてしまい耳ダレが出て大変でした。

耳鼻科の先生に注意されたことは…

「耳あかは、同じところに留まっているわけでなく、自浄作用で耳の外に運ばれます。そのため、耳掃除や耳いじりをしすぎると、その自浄作用を妨害してしまい、かえって耳垢が溜まりやすくなり、病気を作ってしまうことになりますよ。耳掃除は、入浴後に綿棒やタオルで軽く拭くくらいで充分ですよ」

これも聞いて、おおっ!人間も犬も同じなんだぁ〜と思った。

私の耳の治療は、耳の中に薬入りの洗浄剤を注射器で入れられて耳浴された。
「耳の中を洗浄するのが一番の治療だよ」と先生。。。

この治療も犬と同じだぁ〜
主治医の獣医から「まずは耳浴だよ」と外耳炎になった犬の耳の中に洗浄液を
入れていたからな。。。

みなさん、人も犬も耳掃除はほどほどにしましょうね〜。


ずいぶんと報告が長くなってしまいました。
お手入れ勉強会の報告の続きは次回に。。。

次回はシャンプーとドライングについての報告です。

ニックネーム のらのら at 16:04| トリミング講習会活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする