2006年06月04日

お手入れ勉強会報告A

お手入れ勉強会の続きです。

いよいよみなさん注目のベイシング(入浴)です。

今回この勉強会で使ったシャンプーは、私が長年使っているシャンプー剤で
みなさんにオススメとして紹介をしました。

そのシャンプーとは…以前、このブログでも紹介したことのあるシャンプー剤
シグマテックインターナショナル『ラファンシーズ』です。
トリミングの仕事や我が家の愛犬マーシャにもずっと使っているシャンプーです。

犬の被毛と人の毛髪は構造の点で言えばまったく同じだと前回の記事で説明
しましたが、被毛の太さは人と比べると犬の被毛のほうがとても細く、ほんの
わずかな損傷でも大きなダメージを受けてしまうのです。
このことからも、
犬に日常使うシャンプー剤などは、人間以上に安全性が高いものを慎重に
選ばなければならないのです。

また、人の毛髪や犬の被毛は、死んだ細胞でできあがっている組織のため、
一度傷つくと自力で再生することができないのです!
自力再生できない被毛を傷めることなく使える良質のシャンプー剤を選ぶ
ことが重要!


この被毛の構造や性質のことを考えて作られたシャンプー剤がラファンシーズです。
トリマーが使ってその仕上がりが納得できるシャンプー剤です。

私はトリマーとしてたくさんのシャンプー剤をいろいろと使ってきました。
新しいシャンプー剤が出ると、試供品を取り寄せ使ってみますが、被毛の状態や
仕上がりに納得できず…
勉強会でも「ラファンシーズ以外でオススメのシャンプー剤はありますか?」の質問にも
「いろいろな製品を試して使ってみましたが、自分自身納得できて、
オススメできるシャンプー剤は他になかなかないので、紹介することができません。」

現在、たくさんのシャンプー剤が出回っていますが、自分自身が使って納得
できないものを紹介してオススメするわけにはいかないのですよね。。。

今回、綺羅ちゃんに使ったラファンシーズ製品はこちら下
DSCF1838.JPG

長年お付き合いのあるシグマテックインターナショナルの社長さんが
このお手入れ勉強会にすごく共感していただき、ラファンシーズの製品
を提供してくれたのですぴかぴか(新しい)

ありがとうございました。

シグマテックインターナショナル ラファンシーズ製品
http://www.lafancys.co.jp/



勉強会の会場は一般家庭のお家をお借りしており、ベイシング実演となる
浴室には参加者全員が入ることができないため3グループに分けてして
みなさんに見ていただきました。

このベイシングでみなさん驚かれたのは、お湯の温度です。
「え〜〜っ!こんなに低い温度でいいの〜?」
「ほとんど水に近いけど、寒くないのかしら?」
など…

このブログでもお湯の温度はぬるま湯だと伝えてはいましたが、みなさんこんなに
低い温度とはまったく想像していなかったみたいです。
今回のお湯の温度は、一番低いお湯の設定が32℃だったのでその低い設定の
お湯で実演しましたが、30度前後と覚えていただければいいと思います。
DSC_0058.JPG

人間が気持ちいいと感じる40度くらいのお湯でシャンプーしている方が多い
ようですがそれは犬にとってとんでもないくらい熱く感じる温度なのです。

私達人間だって、今はぬるま湯でゆっくりつかることが体の負担を軽くし
リラックス効果が出ていいと言われていますよね?

特に老犬には温度の高いお湯は厳禁です!
熱いお湯に入ると血液の循環に支障が出て、心臓に負担がかかります。
老犬は心臓に負担がかからないようにお湯の温度は低めにしましょう。

皮膚病やアレルギー体質には、お湯の温度はもっと低くなければいけません。
皮膚に負担がかからないように水に近いお湯の温度で洗ってくださいね。


ラファンシーズのシャンプー剤は3倍に薄めて使います。
シャンプーは2度行います。
毛の流れに沿って揉み洗いをしていきます。
DSC_0073.JPG

細かい泡、クリーミーな泡をできるだけ作りながら洗いましょう。
濡れている時のキューティクルは摩擦に弱いので、摩擦の加減にもなる
クッションの役目をする細かな泡を立てることがポイント
です。


耳の裏もしっかりと洗いますが、ここでもみなさんは
「耳の裏も洗っていいんですね?」
…と、驚かれていました。
耳の裏もしっかり洗ってくださいね。
DSC_0067.JPG



すすぎですが、またまたここでみなさんとても驚かれた!
すすぎはしつこいくらいにすすぐこと、すすぎは完全にとわかってはいたけど
こんなに時間かけてすすぐものなのかと、とても驚いていました。
そうなんです!このすすぎこそが重要なのです。

被毛や皮膚によいとされるシャンプー剤でも、余分に付着しているのは
よくないことです。
汚れと共にシャンプー剤もすべて洗い流すためにすすぎに時間をかけて
完全に洗い流しましょう。

リンスは、私達の洗髪のときにもそうですが、しっとりなめらかなリンス効果が
少しでも残るようにとすすぎは軽くしてしまうことがありますよね?
リンスも同じくすすぎに時間をかけて完全に洗い流します。

シャンプーとリンスにはそれぞれの効果があり、シャンプーは汚れを落とすことが
目的で、マイナス・イオンの成分でできてます。
一方リンスは被毛の保護を目的とするプラス・イオンの成分からできてます。
被毛や毛髪は水の中ではマイナス電気を帯びているので、プラス電荷を持つ
リンスは被毛や毛髪の表面に着きます

被毛の表面を覆った以外の余分なリンス剤はすべてきれいにすすぐことが重要
なのです。

このすすぎを実際に見たみなさんは、すすぎの重要性が充分にわかったと思います。


ベイシングのあとは、タオルで拭くタウエリングですが…
濡れている状態のキューティクルは摩擦に弱いことはみなさんもうご承知のこと。
そうです、タオルで被毛をゴシゴシをこすりながら拭いてはいけません!
タオルに被毛の水分を染み込ませるように、タオルを押し付けて拭き取ります。
DSC_0080.JPG



濡れている状態のキューティクルは熱にも弱い。
熱から被毛を守るためにもドライングする前にコート剤を被毛全体にかけます。
使ったのは、ラファンシーズブラッシュアップコンディショナーです。

スリッカーブラシを使って毛を1本1本丁寧にとかす感じで背中の方から
乾かしていきます。
DSC_0090.JPG


さて、ドライングが終わっての綺羅ちゃんの仕上がりは…?
今回もかなり長くなってしまったので、綺羅ちゃんの仕上がり具合は次回に。。。


お手入れ勉強会を終えての自分の感想も次回に。。。




ニックネーム のらのら at 14:58| トリミング講習会活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする