2005年07月31日

本から学ぼう!

昨日も今日も北海道はどんより天気曇り…今にも雨が降りそう小雨

昨日は昼間にお日様晴れがチラッと出てきた!
今だ〜とマーシャの散歩に行ったのが、なんと昼の2時
東京や大阪ではこの時間に散歩は死活問題どんっ(衝撃)
でも、こちら北海道では、特にこの地域ではありえることなんです…

今日は、寒いな〜〜バッド(下向き矢印)


さて、このブログでいろいろな本を紹介してきましたが、みなさんからかなりの好評を
いただきうれしく思います。

以前、ブログでも言いましたが、とにかく本が大好きっていうより中毒あせあせ(飛び散る汗)

私の持っている犬本の中で多く占めているのは、犬の能力や行動
についての本です。

初めて犬を飼うときに読むのは、”犬の飼いかた”なるマニュアル本
だと思いますが、1冊あれば十分で犬を飼おうと思っている方、もうすでに
犬と暮らしている方にぜひ読んでいただきたいのが、犬の能力や行動
についての本。

犬は人間ではありません。
犬と暮らす上で犬という動物のことを知る必要があります。
人間には奇妙な行動に見えるものも、実は犬にとっては当たり前の行動かもしれない。

犬という動物のことを知ると、今まで以上によい関係が築けるかもしれませんよ。



値段も手ごろで読みやすいのはこの本↓
動物の生態・行動を調査、研究をしている今泉 忠明さんが書いた本


イヌの力―愛犬の能力を見直す
イヌの力.jpg

「いつ、どこでイヌは人と暮らすようになったのか」と飼い犬の歴史や
「イヌの祖先は誰だ」とオオカミについて書かれている。

「イヌの能力を知る」には視覚、嗅覚、聴覚、味覚、触覚、帰家能力などが書かれている。
嗅覚について面白いことが書かれていた
「一卵性双生児を見つける」
イギリスで警察犬に一卵性双生児の一人の匂いを覚えさせた後、一団の中に
双生児を入れておくと、匂いの覚えてほうの人を正しく選んだ。
一卵性双生児の匂いはきわめて似ているが、イヌは比較対象がそこにあれば
双生児の匂いすら嗅ぎ分けることができる。

↑一卵性双生児って匂いもほとんど同じなんですね〜
いかにイヌの嗅覚が優れているかってことですよね。

視覚については、「近眼だが広い視野を持つ」
動くものに対しては人間よりも敏感で離れてところにいるリスなどは、動かなければ
ほとんど見えない。
リスはイヌに襲われそうになると一瞬立ちすくんで動きを止めるが、
実はこのような効果があるらしい。
かつては、イヌの見ている世界は灰色で白黒テレビのような景色をみていて
色覚が発達していないと言われていたが、過去の研究ではイヌに色覚があると
結論
し報告している。
イヌの色覚は人間やサル類ほどではないが、かなり色がわかっているといってよいのだろう。

↑イヌは色盲だと思っていたけど、様々な実験や研究で色の判断ができると
わかってきているんですね!ちょっと驚きです。



もう1冊は、とても面白く夢中になって読んだ本
アメリカの科学者であり、ジャーナリストが書いた本
驚きと発見の動物行動学です!


犬の科学―ほんとうの性格・行動・歴史を知る
スティーブン ブディアンスキー Stephen Budiansky 渡植 貞一郎
築地書館 (2004/02)
売り上げランキング: 28,970
おすすめ度の平均: 4.67
4 内容はとてもおもしろいが訳文が・・・。
5 飼う前に読んでおくといい本
5 本当に、愛犬家ならば知っておくべきこと。


表紙に「生物学、遺伝学、認知科学、神経生理学、心理学などが
犬にまつわるこれまでの常識をつくり替えようとしている。」
と書いてあり、
なんだか専門的で難しそうな感じがするが、まったくそんなことはなく
犬の科学研究の全分野をやさしくまとめて、これまでの誤りを正し、面白い逸話を
紹介しています。

この本は、強く伝えたいことは文章が太字になってアピールしているんです。
その太字になっている文章を紹介すると…


犬が人間に貢献するという神話や物語とは裏腹に、実は人間社会で生きている犬のほんの一部しか人間の役に立ってはいない。

犬は成長することのない子狼のようなものだ。

所有者のいない犬は、ほぼ完全に人間の管理下にある飼い犬、ペット犬に比べてはるかに危険性が低い。

犬を人間と思い込んでいる飼い主のせいで、被害妄想に陥っている犬は多い。

犬種の系統図はたがいにもつれ合っていて、ぐちゃぐちゃな枝分かれのかたまりだ。

純血種は先天的な虚弱体質になりやすい

犬のほとんどすべての破壊行為が、飼い主の性格か飼い主の生きざまに由来する。


↑この文章だけでも興味が出てくる内容ですよね?

問題行動についても面白く説明をしています。


複数の犬を飼っている家庭では、きわめて深刻な抗争が生ずる。それは、人間が犬の社会生活に複雑に組み込まれるためである。飼い主がいなければ、うまく処理して普通、暴力的な抗争をすることはない。ところが、飼い主が介入すると、険悪で暴力的な闘争が始まり、中の一頭がひどく傷つくこともある。唯一の有効な解決法は、民主主義と平等の原則を放棄することである。

↑今までにない解釈と説明ですよね?

この本は結構気に入って何度も読みました。
犬について再発見できる本です。
ちょっと分厚くて値段もちと高めですが、興味がある方はぜひ!

まだまだ紹介したい本はありますが、またの機会に紹介しますね。

リクエストがあればご気軽に言ってくださいね〜





ニックネーム のらのら at 11:41| 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする