2006年07月09日

添加物の怖さ

今日は、犬とはちょっと関係ない話し…

本好きな私は、本屋や図書館によく行く。
先日、本屋に行った時、話題になっている本を紹介しているコーナーで
気になる本があった。
ちょっと立ち読みしてみると…その内容があまりにも強烈で買ってしまった。

家に帰ってすぐさまその本を一気に読んだ。

夢中になって読んだ話題の本とは…
食品の裏側―みんな大好きな食品添加物
安部 司
東洋経済新報社 (2005/10)
おすすめ度の平均: 5
5 食品の裏側
5 大切な人に教えてあげたい
5 怖い話の先に


「食品添加物の神様」と言われた食品添加物の専門商社に勤めていた
元トップセールスマンが食品添加物の裏側を告発した初めての本です。

著者は、「添加物の情報公開」を主張しています。
添加物の世界には消費者に見えない、知らされていない「影」の部分があり
どんな添加物がどの食品にどれほど使われているか想像すらできない。
しかし、実際に食品を選び。口にするのは私たち消費者です。
添加物の事実を知って食品を選ぶのと、選ばないのでは違いますよね?


添加物の毒性の話や化学記号などは一切書いてないので、添加物について
よくわからない人でも、とてもわかりやすく気軽に読める本になってます。



著者が添加物商社に勤めていた時代は、
「明太子」「漬物」「練り物、ハム・ソーセージ」がお得意さまだったそうです。
つまり、これらの食品には多くの添加物が使われていることになりますね。。。

この本を読んでいるときに、偶然にもテレビで食品添加物についての
特集番組が放映されていました。

あるソーセージ工場の内部の様子。。。
職員の人たちがたくさんの種類の白い粉を慎重に計量していた。
計量された多量の白い粉は、肉をミンチにしている機械の中に次々と
投入されていた。その白い粉こそが添加物だった。
国で認可されている添加物を基準値通りに計量して投入しているという。

この本の著者の「添加物の講演」も放映されていた。
白い粉が入っている容器がたくさん机の上に並べられていた。
「この粉とこの粉とこれを混ぜて調合し、お湯を注ぐと…」
と言って、調合されてお湯が注がれた物が入っているコップを講演を
聞いている人に一口飲んでもらうと、、、
「あっ!とんこつスープだ。おいしい!」と言った。
添加物の白い粉だけでラーメンスープができてしまったのです。


次に、植物油と水を混ぜ、そこに添加物を加えると、白く濁ったものができた。
これは、コーヒーによく入れる「コーヒーフレッシュ」だった。
コーヒーフレッシュは、ミルク風に仕上げられているけど、牛乳も生クリームも
一切使われてなかった…水と油と添加物できていた。



本で読んだことが、実際にテレビで事実を見て確認できたけど、かなり衝撃だった。

コンビニのおにぎりやサンドイッチの裏表示を見るとなにやらわけのわからない
添加物がたくさん表示されている。

特売されている安いしょうゆの裏表示にもたくさんの添加物が表示されていた。
値段が高めの「丸大豆しょうゆ」の裏表示を見ると、丸大豆・食塩・小麦しか
表示されてない…昔ながらのしょうゆは添加物は一切使われていない。

こうしてみると、添加物を使ってない食品を探すのはとても大変だと
いうことがわかった。
安さ、便利さ、見た目のきれいさを追求した結果、添加物だらけの食品ができた。
そして、その食品を好んで選び口にしている私たち消費者がいる。

そうだよなぁ〜味噌汁を作る時だって、便利だからってだしの素を使ったり、
だし入り味噌を使ったりしているもんなぁ〜
毎日、添加物入りの味噌汁を飲んでいるということになる…

このような食生活を見ると、現代病が増えるのもうなずけますね。

この便利になった世の中で、添加物なしの食生活をするのはとても難しいけど、
味噌汁のだしくらいは自分でとって、値段はちょっと高いけど昔ながらのしょうゆや
みりんなどを使って料理をするとか、手間は少しはかかるけど食生活を見直す
ことはできますよね。


でも、これって今のペット業界にもあてはまるような…
犬の疾患も現代病が増えてますよね。
安さ、便利さ、見た目のよさを求め好んで選ぶ飼い主がいるから、それに応じる
製造者や販売者がいる…悪循環ですね。


この本の最期に書いてある著者の言葉です。
日々の生活は、便利、快適、豊かになっていき、得るものも多いのも事実です。
しかし、その「裏側」で人間として失ってはいけない大切な何かを確実に
失いつつあるのではないか…私にはそう思えてなりません。
いったい私たちは、何を得て、何を失っているのか。





「食品の裏側」の著者のインタビュー記事
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/interview/62/






ニックネーム のらのら at 14:04| 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする