2006年09月07日

お手入れのしつけ

最近は、ブログを通じての出張トリミングの依頼が多くなってきた。
特に子犬のトリミング…初めてのトリミングの依頼が多い。
子犬時の初めてのトリミングがとても重要だということがブログを通じて
飼い主さんに伝わっているのだととてもうれしく思います顔(笑)

今回もまたまたブログを通じての子犬の出張トリミングの依頼がありました。
依頼主は、トリマーを目指して専門学校で勉強中のトリマーの卵さん。
しかし、このトリマーの卵さんが飼っているのはネコちゃん…
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依頼主のお姉さんが飼い始めた子犬をトリミングして欲しいとの依頼でした。
トイプードルメイちゃん、生後4ヶ月の女の子です。
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モサモサと被毛が伸びているね〜あせあせ(飛び散る汗)




依頼主のトリマーの卵さんが、メイちゃんのトリミングに何度かチャレンジ
したらしいのだが、かなり大変でシャンプーするのが精一杯だったとか…
子犬は、学校のモデル犬のようにじっと大人しくしていてくれませんからね。。。
子犬の扱いは経験のあるベテラントリマーでないと無理でしょうね。

子犬は集中力が長くは続きませんから、とにかく手早くできるところまで
しかトリミングしません。
でも、思った以上に大人しくしていてくれたメイちゃんでした。
プードルってホントにカット後は別犬のように変わるんですよね〜
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今回もやはり言われましたよ。
「別犬みたい〜〜!!!」って…うふふ。。。



こちらは、2度目のトリミング依頼のトイプードルのあいびーくん。
生後7ヶ月になったあいびーくんは、もうすっかり成犬のような大きさに
なってましたよ!
前回初めてのトリミング以来、2ヶ月ぶりのトリミングです。
前回のカットがわからないほど、被毛が伸びに伸びてましたっ!
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今回も、スタンダードなラムクリップをしました。
テディベアカットは可愛いですが、お手入れのことを考えると
顔バリはとても楽ですよ〜
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あいびーくんのブログ右  「ぼく、Ivy」



子犬の出張トリミングでは、必ず飼い主さんにお手入れのしつけ
「テーブルトレーニング」の指導をしています。
トリミングテーブルの上では、大人しく立っていられること、どこを触っても
平気でいられることを習慣化してもらうトレーニングです。
定期的にトリミングしなければいけない犬種、特にプードルなどは
トリミングにかなり時間がかかります。
トリミングテーブルの上で3時間近く大人しくしていなければなりません。
子犬でもテーブルの上で大人しくしていると、スムーズにきれいにカット
することができます。
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トリマーさんだから、どんなワンコも大人しくさせるのがプロでしょう!
…と、言われますが、それは違います!
トリマーは、ワンコになるべく負担のかからないトリミングを心がけますが
トリミング嫌いのワンコを大人しく好きにさせてしまうなど至難の業です。

トリミングが嫌いでハサミやトリマーの手に咬みついてくるワンコもいます。
どんな扱いをしても暴れて咬みついてくるので、トリミングも命がけです!
時間はかかるし、ワンコにもトリマーにも負担はかかるし、トリミングで
いいことはないので、お互いトリミングが嫌になりますよね?
定期的にトリミングしているこのマルチーズは、唸り声をあげながら
咬みついてくるので、毎回エリザベスカラーを付けて事故やケガ防止
しています。
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飼い主さんにも咬みついてくるそうです…。


トリミング嫌いにしトリマーさんに嫌われないためにも、飼い主さんの日頃の
お手入れのしつけが重要となってきます。

こんな本があるんですよ。
「手入れを楽にする」トレーニング
DOG FAN編集部
誠文堂新光社 (2006/05)



この本に書いてありましたが…
トリマーさんたちがトリミングテーブルの上で、いとも簡単にトリミングしている姿を目にすると、どんな犬でもテーブルの上にさえ乗せれば、静かにしているものと勘違いしてしまいがちです。確かにテーブルの上では自由が奪われますので、いつもよりは静かになるかもしれませんが、トリミングテーブルは決して「魔法のテーブル」ではありません。このテーブルはカットやブラッシングをしやすくするためのテーブルです。ですから、飼い主のみなさんがこのテーブルを使ってグルーミングする場合は、テーブルが楽しい場所になるようにしてあげなければなりません

まさしく、その通りです!

子犬の時から、テーブルの上で体を触ったり、ブラッシングをしたりと
毎日5〜10分くらい行うのです。
終わったらその場で褒めたり、ごほうびをあげたりします。
決して無理をせず、最初は5分ほどから行い、次第に時間を長くして
いきます。
毎日行うことで、テーブルの上で大人しくいることは習慣になり苦痛と
感じなくなります。

ドッグショーに出場している犬ってみんなテーブルの上で何時間も
大人しくしていますよね?
それは、子犬の時からこうしたテーブルトレーニングをしているからなのです。
子犬の時からテーブルトレーニングすると、長時間テーブルの上にいても
当たり前になり、ストレスにならないのです。


トリミングテーブルはわざわざ購入する必要はありません。
代用できるテーブルがあればそれで十分です。
ホームセンターなどにユニット式の小さなテーブルが売ってますから
そのテーブルにゴムマットなど敷けば、トリミングテーブルになります。


テーブルトレーニングを行う時は、飼い主さんが意気込んだり、緊張したり
するとワンコにもその気持ちが伝わりますので、なるべくリラックスして
ワンコに安心感を与えながら行うことも大切です。

実は、新米トリマーさんによくあることなんですが…
新人トリマーは経験が浅いので、ケガをさせてはいけないとかなり緊張して
トリミングします。
すると、普段とても大人しいワンコが大暴れをしたり泣き叫んだりするのです。
これは、新人トリマーの緊張がワンコに伝わってしまったんですよ。
私がバトンタッチをすると、今まで大暴れしていたワンコがとても大人しくなる…
新人トリマーは、何が違うのだろうと不思議に思うんですが、それは気持ち
なんですね。。。



トリミング嫌いにさせないためにも、子犬の時から飼い主さんがこうした
テーブルトレーニングを行うことが必要なのです。

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がんばって飼い主さんパンチ




ニックネーム のらのら at 14:51| 出張トリミング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする