2005年08月27日

ブラッシング講座

みなさん、愛犬にブラッシングを毎日していますか?

ブラッシングは日常の健康管理のひとつとして大切なことです。
長毛種はもちろんですが、短毛種でもブラッシングは必要です。

今回は、この「ブラッシング」について説明したいと思います。

ブラッシングの目的は…

@毛のもつれをほぐし、毛や皮膚についたゴミや死毛を取り除く
A発毛を促し、より良い被毛をつくる
B皮膚に刺激を与え、血行を良くし、新陳代謝を促進する


最後のBがとても重要!ポイントです!
母犬は子犬を舐めまわしますよね?これってBの意味があるんです。
舐めることによって、刺激になり、血行が良くなり、新陳代謝が活発
になると子犬がきちんとした発育ができるのです。

この理由が大事なので毛玉のできない短毛種でもブラッシングは
必要なのです。

ブラッシングを毎日行うことで、被毛と皮膚の状態がわかり、皮膚病
や傷などの早期発見にもなります。

愛犬の健康維持のために毎日ブラッシングすることが大切なのです。


毎日ブラッシングしていても、愛犬にあった道具を選び適切な
使い方をしなければ意味がありません。

「毎日ブラッシングしているのに毛玉ができるのよね」
と、悩んでいる飼い主さんの話はよく聞きますが、その原因は、
まさに愛犬に合ったブラシで正しい使い方をしていないからなのです。

そこで、ブラッシング道具の説明です。

トリミングの時にトリマーがよく使うブラシがスリッカーブラシです。
このスリッカーブラシは種類も大きさも様々です。
DSCF0742.JPG
上2本が中サイズで、下2本が大サイズ
ワンちゃんの体のサイズに合わせて選んでくださいね。

ピンの太さによって2種類あります。
左下の赤いスリッカーブラシはピンが太く硬いハードスリッカーです。
その他の3本はピンが細く柔らかいソフトスリッカーです。
オススメは、もちろんソフトスリッカーブラシです。
みなさんの愛犬には、ソフトスリッカーをお使いください。

私がよく使っているのは、左上の柄が黒いスリッカーブラシです。
柄が長くて手にマッチしてとても使いやすいんです。

その他のブラシはそれぞれの犬種や毛質にあわせて使います。
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左はラバーブラシといってゴムでできたブラシです。
ラブラドールやパグなどの短毛犬種に使います。
よく毛が抜け、発毛を促します。

真ん中は、長毛種のフルコートに使うピンブラシ
毛の柔らかいマルチーズやシーズーなどに使います。

右は豚や猪などの獣の毛で作られた獣毛ブラシです。
柴犬やコーギーなどの短毛犬種の毛ツヤを出すときに使います。

みなさんのワンちゃんに合わせて道具を選んでくださいね。


今回のモデル犬はusakoさん愛犬フランツ君
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私は今回フランツ君のトリミング初挑戦でした。
フランツ君の被毛はとても柔らかくて子犬の毛のようです。
この毛質ってとても毛玉ができやすいのです。

プードルは硬毛で芯のあるやや硬めの毛質なんですが、今のトイプードルは
柔らかくてフワフワと綿のような毛質が多いのが気になります。
ブラッシングしてもすぐ毛玉ができてしまうんですよね。

健康な被毛は、もつれや毛玉は簡単にはできません。
毛質に合ったお手入れ道具で正しいお手入れをして健康な被毛を
維持すると、もつれや毛玉はできにくくなります。
みなさんの愛犬の被毛はダメージを受けてもつれやすくなっていませんか?

フランツ君は前回のトリミングから1ヵ月半経っています。
全身毛玉ができていました。特にお尻と後ろ足がフェルト状の毛玉
スリッカーブラシで根気よくほぐしていきます
ENJOY 126.JPG


人の場合は、毛先からモツレや絡まりが発生しますよね?
犬の場合は、毛の根元からもつれが発生するので、毛玉が発見されにくく、
皮膚に密着した毛玉になるのでほぐすのも大変なのです。

みなさんのブラッシングは、毛の表面を撫でるような感じが多く、
毛の根元までしっかりとブラッシングされてないようです。
ブラッシングするときは、片手で被毛を分けて毛の根元からブラッシングを
しないといけないのです。
無理に毛を引っ張ったりすると痛がり、ブラッシングが嫌いになるので
気をつけてください。
力強くゴシゴシとブラシをするのもダメ!皮膚が傷ついてしまいます。
ENJOY 127.jpg

飼い主さんで間違った毛玉の知識を持っている方が多くて、
毛玉はシャンプーして洗ったら取れると思っているんです。

これは、大間違い!
シャンプーしてももつれや毛玉は取れません!
反対に、もつれや毛玉がひどい状態になります!

毛玉のままシャンプーってことは、濡れた状態で毛をこすることになり
さらに頑固な毛玉が出来上がります。
このシャンプー後の毛玉はとても固くなりほぐしにくくなります。
こうなるともう、バリカンでツルツルにするしかありません。

シャンプー前のブラッシングはとても重要ということです。
シャンプー前には必ずブラッシングしてもつれを取り除きましょう!

耳の周り、脇、お腹、内股、お尻周辺は毛玉になりやすい箇所なので
必ずチェックしてくださいね!

毛玉は、皮膚に新鮮な空気が届かず蒸れた状態になり皮膚病の原因
なってしまう可能性があるので絶対につくらないようにしましょう!

散歩の後はブラッシング
シャンプー前にもブラッシング
ブラッシングしながらドライング
毛の生え変わる換毛期には念入りなブラッシング

を、心がけましょう!!


長毛種の場合、ブラッシング後はコーム(クシ)でもつれがないか
チェックしてくださいね。
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フランツ君の毛玉をほぐし取るだけで、なんと1時間もかかりました。。。
体のサイズがちと大きめなので毛玉取りの時間はかかるのです。
でも、その後は順調にシャンプー、ドライング、カットをして約4時間かかって
トリミング終了…フランツ君、お疲れ様でしたあせあせ(飛び散る汗)

P1000025.JPG P1000024.JPG
↑このときデジカメに問題が発生し、携帯のカメラで撮ったので画像が
悪くてすみませんふらふら

毎日のブラッシングで毛玉のない健康な被毛と皮膚を保ちましょうexclamation


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ニックネーム のらのら at 23:07| トリミング・お手入れ講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする