2007年01月28日

冬の乾燥にご注意

日本の冬は湿度がかなり低く乾燥していますよね〜
洗濯物が室内でもあっという間に乾いてしまうので助かりますし、湿度の
高い夏と比べると、ワンコにとっても冬は過ごしやすいかもしれませんね。
しかし、この乾燥は皮膚や被毛にダメージを与えてしまうことになるのです。

なぜ乾燥するとダメージを受けることになるのか?

皮膚が乾燥することにより、皮膚表面の角質が損傷しやすい状態となり
フケが多くなったり、刺激を受けやすく痒くなったりします。
乾燥により被毛内部の水分が奪われていき、表面のキューティクルが
カラカラになって剥がれダメージが表面化し、パサつきもつれが発生
しやすくなります。


皮膚と被毛の乾燥の鍵は…ちょっと専門的な話しになりますが、、、
人の髪や犬猫の被毛内部や皮膚の角質層に存在している
NMF(Natural Moisturizing Factor=天然保湿因子)
が重要な役割をしています。
被毛や皮膚にに水分を溜め込む役目を果たしています。

皮膚や被毛が正常で健康な状態時は、被毛も皮膚もキュッと締まっていて
NMFを逃がさないようにしているので、空気が乾燥することである程度の
水分は奪われますが、必要最低限度の水分を維持してくれます。
つまり、日頃きちんとしたお手入れをして常に健康な状態の皮膚や被毛
が保たれていれば冬の乾燥時期でもパサつきやフケなどのトラブルが
起こりにくいことになるのです。

この冬の乾燥する時期の鍵は、NMFです!
NMFを常に被毛や皮膚内部にしっかりと貯えて、水分保持能力を高めて
おくことが乾燥対策の大切な鍵なのです。

冬の乾燥時期に起きやすい静電気
この静電気も被毛のダメージの原因となります。

静電気はなぜ起こるのか?

・水分が少ない乾燥状態のとき
・物と物とが擦れて、その物が電気を通しにくい物であるとき

この条件がそろっているときに静電気が発生します。

例えば、化学繊維の服や毛布などは電気を通しにくい性質を
持っているので、使用していると静電気が発生しやすくなります。

冬は寒いからと服を着させる機会も多いと思います。
我が家のマーシャも冬の時期の散歩はセーターを着ています。
(エバたんママの手編みです右 「メリークリスマス!」
DSCF3207.JPG

この服やセーターが静電気の発生の原因に…
被毛とセーターが擦れて静電気が発生します。
私たちも服やセーターを脱ぐ時にパチパチって静電気が
発生しますよね?
化学繊維の服はなるべく避けて、ウールやコットンなど
天然素材を選んだほうがいいでしょうね。

マーシャはコタツ布団に包まってまったりするのがとても好き。
DSCF2994.JPG

しかし、フリース素材のコタツ布団も化学繊維…
コタツ布団をめくると、マーシャの被毛が立っている〜!
静電気発生ですっ!
DSCF3148.JPG

なぜ静電気がいけないのか?
静電気が発生することによってキューティクルを荒らし、
よりパサついたツヤのない状態になり、もつれや毛玉が
できやすくなります。
静電気は被毛の製造工場である毛根部分にも作用して、
その働きを弱めたり、破壊したりしてひ弱な毛にして
抜け毛にもなったりします。


冬の乾燥から被毛や皮膚を守り、静電気を防ぐには?

被毛を乾燥から守るためには、水分をいかにして被毛の内部に
閉じ込めておくか、ということが重要になってきます。
そのためには、シャンプー、リンス・コンディショナー、
トリートメントを効果的に使うことが重要です。
健康な皮膚や被毛と同じ弱酸性のシャンプー、リンス剤
を使用する必要があります。
もし、中性やアルカリ性のものを使用した場合、被毛表面の
キューティクルが開いた状態となり皮膚の角質層もはがれ
やすくなり、結果的に皮膚や被毛内部のNMFが外へ流出
してしまい水分保持能力が低下してトラブルが発生します。


リンスやトリートメントには静電気を抑制する働きがあるので
必ず使用しましょう。
リンスは、被毛の表面に吸着し、トリートメントは被毛の
内部に収着するので、乾燥で損傷がひどい場合はNMF配合
のトリートメントを使用するといいでしょう。


静電気が発生しやすいブラッシング時には静電気防止剤
を含んだブラッシング剤を使用します。
私が使っているのは、もちろんラファンシーズの
ブラッシュアップコンディショナーです。
list04_pic03_ov.jpg
様々な種類のブラッシング剤がありますが、オイルを含んだものは
紫外線と反応して油やけを起こしたり、ベタついてもつれ
やすくなるものもあるのでノンオイルタイプのものを使用
することをオススメします。


私は、湿気のある夏と乾燥する冬とでは使うシャンプー、
リンス剤を変えています。
冬は、保湿性の高いしっとりするタイプのシャンプーとリンス剤を使います。
ラファンシーズのシャンプーは毛質にあわせていろいろと組み合わせ
を変えて使えるのでとても便利です。

このシャンプー剤の組み合わせについてとても実感して
実行してくれた方がいます。
こちらのブログを右 「毛玉のお手入れ」
とてもうれしい報告です!

ラファンシーズ
http://www.lafancys.co.jp/index_cover.htm

夏だから冬だからというのではなく日頃のお手入れを
きちんとして常に健康な皮膚や被毛の状態にしておくことが
一番の対策でどんな状況になってもダメージを受けること
は少ないのです。


乾燥する冬に時期は加湿器を使うこともオススメします。
加湿器で適度な湿度を与えれば、被毛や皮膚の乾燥や静電気
を防ぐことができます。


被毛や皮膚の乾燥を防ぐためにも暖房の温風などが直接あたる
くらい近くにいさせないような配慮も必要となってきます。

DSCF3007.JPG

…って、マーシャ、そんなストーブのまん前にいるなんて…
乾燥対策が…ふらふら



冬の対策についてはこちらも右 「冬のお手入れ」 



ニックネーム のらのら at 19:48| トリミング・お手入れ講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする