2005年09月25日

補助犬法

みなさん、「身体障害者補助犬法」って知ってますか?

「補助犬」とは”身体障害をもたれる方の生活上必要な部分を補うように
特別な訓練を受けた犬”
たちのことを言います。

「補助犬」というのは国際的な総称である「アシスタンスドッグ」の和訳です。

日本の補助犬に該当する犬とは、盲導犬・聴導犬・介助犬です。

日本の補助犬の歴史は、1938年にアメリカ人が同伴した盲導犬の来日から始まり、
1957年に国産第一号の盲導犬が育成され、1978年に道路交通法改正で
盲導犬が法的に位置づけられました。

盲導犬の歴史は長く法的に位置づけもされていたが、聴導犬や介助犬については
法的に何もなかった。
しかし、2001年12月に「身体障害者補助犬法案」が国会に提出され
2002年5月に成立し、2003年10月に完全執行された。

「補助犬法」についてのHPはここ↓
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/syakai/hojyoken/



先日の新聞の記事に「補助犬」のことが載っていた。


補助犬法見直しへ  

盲導犬などの受け入れを飲食店や宿泊施設にも義務づけている身体障害者補助犬法について厚生労働省は近く、見直し作業に着手する。補助犬同伴を拒む施設が後を絶たないためで、厚生省は10月、専門家らによる検討会を設置。受け入れ拒否をした施設への指導強化や受け入れ義務の対象拡大などを検討し、年度内に結論を出したい考えだ。

補助犬法には、公共施設、公共交通機関のほか、飲食店、宿泊施設など
不特定多数が利用の施設は身体障害者の補助犬を拒んではならない

と、法的に決まられているのにもかかわらず拒否する施設が多い…

補助犬法を知らないという施設もあるらしく、補助犬法がまだ
浸透していないというのが原因のひとつらしいが…。

何度か北海道盲導犬協会に行ったことがあり、盲導犬の訓練士の方に
「補助犬法が執行された後、変化がありましたか?」と質問してみたら
「何も変わりません。相変わらず盲導犬同伴拒否が続いてます」
という答えが返ってきて驚いたことがありました。

何のための法律なのだろう?

補助犬同伴を拒否したとしても、何も罰則がないのも問題だ。
アメリカやオーストラリアでは違反した場合は罰金が科されるのに…
なぜ、拒否されるのだろう?

「補助犬は訓練を受けているため、人が大勢いても何ら支障はない。
私たちの行動範囲を広げる補助犬を理解して」
と訴えている。

つまり、”犬は人に迷惑をかける”“もし何かあったら”
犬は危険というイメージなのだろう。
これは、日本人が犬に対する知識の薄さが問題?

一般の飼い主さんの問題が大きく影響してないだろうか?
ウンチの放置やしつけをされてない犬が起こす問題
モラルのない飼い主のために、犬は汚い、臭い、危険という3Kが
根づいているのではないだろうか?


飼い主さんと家庭犬のレバルが上がり、どの施設でも交通機関でも
犬連れでどこでもいけるようになれば補助犬だって当たり前のように
使用できると思う。

イギリスで生活していた時、地下鉄にシェパードが飼い主さんと乗っていた
驚いたのは日本人の私だけ…地下鉄に犬が乗れるのは当たり前なのだ
パブ(酒場)に行った時もボーダーコリーやベアディなどの大型犬がいた。
このように、どこにでも犬と一緒に入れるのなら補助犬だって当たり前のように入れる

法的見直しも必要でもっと厳しい規制が必要だと思うがそれだけではないような気がする。
モラルの問題ではと思うのです。


盲導犬のことが先月の新聞の記事に書かれていました。


盲導犬を理解して「美化されるけど普通の犬」

北海道盲導犬協会は盲導犬への正しい理解を訴えるため、道北と道東を初めて回る。「盲導犬はほえないんでしょう」という声をよく聞き、盲導犬が正しく理解されていないことを痛感し「盲導犬の姿をまずは見てもらいたい」と地域を訪れる。「盲導犬は美化されがちだが、普通の犬と同じように吠えることもある。特別な存在ではないことをわかってほしい」と話している。
gdog.JPG

テレビや本などあらゆるところで盲導犬が紹介されているけど
スーパードッグのような感じに取り上げれている場合が多いですよね。
訓練されているとはいえ、やはり犬です。
犬ができることって限界があります。
人間の協力が必要だってことのほうが多いのです。

盲導犬や聴導犬などの正しい理解と補助犬法についての理解が今後の課題ですね。

補助犬法についてはこの本を参照しました
身体障害者補助犬法を知っていますか
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この記事も新聞に載っていた盲導犬の問題です。


北海道はパピーウォーカー不足気味

将来盲導犬となる子犬を1歳前後までの約一年間、自分の家庭で育てるボランティア「パピーウォーカー」が道内では不足気味だ。犬を置いて家を空けらないなど制約が多いためか希望者が探しも難しい。善意に頼らざる得ない事業でもあり、北海道盲導犬協会はチラシを作成して協力者を募っている。
IMG.JPG

北海道盲導犬協会
http://www.h-guidedog.org/



こんなところまでも問題が起きている…。
道内では盲導犬を待っている人が約1万3千人…これに対して盲導犬は58頭
かなり少ない数です…圧倒的に足りないのですよね。

ペットを飼う人が増えている中、パピーウォーカーの不足…
やはり、これも理解力の不足なのか???






ニックネーム のらのら at 00:24| ペット事情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする